discovery と endeavor

取り溜めていたアナザースカイを見た。宇宙飛行士の山崎直子さんの回。内容は彼女が宇宙飛行士として宇宙に行くまでを思い出の場所を巡りながら振り返っていくというもの。「私のアナザースカイは、宇宙です。」ってゆってた。すさまじいな笑。

東京大学工学部で工学系研究科を卒業し、米国名門大学William&Maryに留学(広大なキャンパスやら、ドでかいアメフトスタジジアムのシーンはかなりテンション上がった!)。宇宙飛行士の試験は2度受けていて、留学中に受けた1回目は落ちているんだってさ。ちなみにその時に受かっていたのが、宇宙飛行士として有名な野口聡一さん。

11年の訓練を経て宇宙に行ったんだけど、実際に宇宙に飛び立つシーンはなんか壮大だった。あの映画とかで見るような、オレンジ色の宇宙服を身にまとったパイロット達が出てくるところや、直前に家族に電話を掛けるシーン。11年もの時間を掛けて、行けるか分かんないようなことにリスクを取ってきた人たちだから掴んだ瞬間なんだろうな。

宇宙飛行士は宇宙に行く前に遺書を書くんだって。数々の失敗の上で今日のオペレーションが成り立っている。発射直後に機体が爆発した人もいたし、宇宙のミッションが終わって、あとは帰るだけってときに、大気圏で機体が空中分解したケースもあった。「次の世代にバトンを渡すために」、この言葉に不思議な重みを感じた。

山崎さんが宇宙に行ったときのリーダー。ミリ単位の操縦能力を求められるISSへのドッキングをやってのけてガッツポーズをしてた。迷った時にみんなを導いてくれる頼れるリーダーとしてとても敬われていたんだけど、宇宙のミッションの2年後に宇宙とは関係ない事故でなくなってるんだってさ。今を楽しめればいいじゃん。という価値観もある一方で、好奇心だけを頼りに長い旅を歩む人もいる。スペースシャトルに付けられたdiscovery(発見)とendeavor(努力)にはきっと深い意味があるんだろうなー。

MBA留学までの道のり

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