昨日のこと。仲の良い友人の子供に会ってきた。僕にはもう中学校の時に出会って、かれこれ10年以上も付き合いが続いている友人が5人いる。中、高、大学一貫校だったもんだから、お互いの昔の姿を恥ずかしい部分やらカッコいい部分やらお互いによく知っているので、家族以外でまったく気兼ねなく接することができる貴重な存在となっている。(こいつらの話はまたどっかで別の機会で書こう。)そのうちの一人は結婚が早かったんだけど、お子さんが1歳半になって歩いたり、簡単に喋ったりすることができるようになったから、じゃあみんなで集まろうかということになった。
家が狭いからということで、池袋にある母校キャンパスで会うことにした。久しぶりに行った母校は、学内にタリーズができてたりどんどん新しいビルが建っていて、5年前に学生やっていた時とは大きな変化を感じさせながらも、一方でどこか懐かしい雰囲気が漂っていた。社会人やってるとなんだか時間の流れが早いように感じるけど、芝生が茂っていて赤レンガの建物で覆われた大学のキャンパス内は、歩いている人もゆっくりで、どこか外の世界とは違った空間のような気がした。
一人は風邪をひいて、一人は仕事で来れない、もう一人は「生存してたら生きます」という謎のメッセージを残して、結局集まったのは2人。最初はうまく接することができるかなと不安に思っていたけど、幸いなことにとても人懐こいお子さんで、28歳のおっさん二人は芝生をお子さんと一緒に走り回ってきました。
お父さんの方はもちろん奥さんも大学生のころから知っている人だったけど、久しぶりに会ったら、相変わらずお綺麗な一方で、母親としてのしっかりさみたいなものがにじみ出ていた。母は偉大だね。
そのあと「生存してたら」のもう一人が合流してご飯を食べることに。お子さんもいたので、学校からちょっと歩いたところにあるサイゼリアへ行くことにした。昔、僕らが高校生の時、埼玉県にある私立からの帰り道によく乗換の駅にあるサイゼリアによっていた。ドリンクバーだけで何時間も潰したり、昼ごはんを食べたのに気づいたら夜になっていて、そのまま夜ごはんを食べて帰るみたいなことしていたのが懐かしい。そのサイゼリアは最近潰れてしまったんだってさ。
可愛らしいお子さんと一緒に過ごすお父さん、お母さん。ベビーカーとおむつや飲み物を入れたリュックサック。「大変だけど、幸せだよ」とお母さんがゆっていたように、その裏にはとてつもなくいろんな苦労があるんだろうけど、二人とそのお子さんの姿を見て幸せってこういうのを言うんだろうなと思った。
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