ドバイ弾丸トラベル Day2
ドバイ国際空港に着くと、あたりは真っ暗で、空港にいる人もまばらだった。はじめてのイスラム圏の国で、入国審査の人たちがテレビとか映画でよく見たことのあるイスラム教の白い装束を身にまとっているのが印象的だった。無事に入国できたのは良いが、一つだけ問題がある。それは、今が朝の3時だってことだ。早すぎでない?笑
一緒の飛行機に乗っていた人たちは、空港に迎えに来ている人たちに連れられてそれぞれのホテルに向かっていったようだ。今回、初めてAirbnbで宿をとったこともあり、アーリーチェックインというカードが使えない僕は、そのまま空港に残ることにした。ターミナル3の1階を見渡すとカフェがあったが、電源を使用したかったので、そのまま緩やかなスロープを登って2階へ。右の方へ行くと出発用のチェックインカウンター、左側にはカフェがいくつかとファーストフード店が見えた。カフェの方に向かって、電源はないかとうろうろしていたところ、イタリア語みたいなカフェの机に電源を発見。カウンターでカフェモカを頼み、そこにPCやらガイドブックやらを広げ自分のスペースを作った。
いつも思うけど、海外に来ると結構苦労するのが、お店で注文をする時だと思う。マシンガンのような英語が聞き取れないというのもあるけど、何よりシステムが分かりづらい時がある。欲しくもないポテトがついて来たり、スタバにいってコーヒーを頼んだときも、「タンザニアってすげぇうまいコーヒーがあんだけど、どうだい?HAHAHA!」みたいなことをすげぇ勢いで言われ、「Yeah!いいね、それちょうだいよ!」みたいなことを調子に乗っていいたら、すげぇ高かったり。まぁ、Noって言えればいいんだけどね。旨かったよ、タンザニア…笑
午前中は荷物を空港に預けて、ドバイのオフィス街やらローカルな街を散策した。フィナンシャルセンターからワールドトレードセンターを経由して、ジュメイラモスクって方まで歩いた。オフィス街はとにかくひとつひとつのビルがでかくて、しかも土地があるから広々とした感じだった。まだまだ工事がそこら中で行われていて、この国は現在進行形で発展しているのが面白かった。ちょうどいい時間になったので、空港に戻り、今回のホスト宅まで向かう。ドバイの市内はメトロが走っていて結構移動が便利なんだけど、とにかく広い。ホスト宅はブルジュアカリファの先のドバイインターネットシティってとこだった。
「暮らすように旅しよう」みたいなキャッチコピーの通り、今回泊めてもらった人の家も普通にマンションの一室だった。JiJiって人で、リビング+3部屋くらいのとこに妹さんと住んでいた。前にAirbnbを使ったことがあって、今回初めてホストになることに挑戦したみたい。僕もAirbnbを使うのは初めてだっていったら、「No way!」って言ってた。カウントダウンを見に行こうか迷っていたけど、疲れていたのと彼女と話せるせっかくの機会だったので、そのまま部屋に残った。
彼女はチュニジア出身でドバイに来たのは4年前って言ってた。今でもお母さんはチュニジアに住んでいて、ドバイからの直通便でたまに帰っているらしい。ドバイに来る前はレバノンに住んでいて、彼女は「とても良いところよ」って言っていた。出てくる地名がどこもイメージが爆撃とか紛争とかと結びつくようなところだったので、良いところって言っていたのがなんか意外だった。きっと日本にいる時に得ている情報って断片的なもので、それがすべてじゃないんだろうな。その他にも彼女の勤め先や言語について話した。英語の他にフランス語、アラビア語もペラペラだった。どうやって英語を勉強したの?って聞いたら、英語字幕の映画を何回も見たんだってさ。純粋に彼女がすごいなって思ったし、世界をまたにかけてしっかりと“生きている感じ”がとても尊敬できた。
その後部屋に戻り、ワンピースを読んでいたらいつの間にかに寝てしまっていて、気付いたら朝の7時前だった。部屋の窓から外をのぞくと、なんとタイミングぴったりで初日の出。朝ごはんを買いにいったついでに新聞を買った。今年もドバイのカウントダウンは大盛り上がりだったらしい。しかもその前にブルジュハリファのすぐ目の前の、超高級ホテルで火事があったってんだって。LINEで友人から「生きてる?」ってメッセージが来ていたのはこのせいか笑
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